こんにちは、nagiです。
前回の記事では、卵巣の腫れが見つかってから、手術を決めるまでの経緯を書きました。
今回は、実際に入院してから手術、退院までのことを書いていきます。
今回の手術では、右卵巣と両方の卵管を摘出しました。
当初は腹腔鏡手術の予定でしたが、入院後に先生からv-NOTES(ブイノーツ)という術式に変更すると説明がありました。
初めて聞く手術方法に少し驚きましたが、結果的には術後の痛みもほとんどなく、想像していたよりずっと楽な入院生活になりました。
入院した日に、手術方法が変更に
入院したのは手術前日の14時。
病室に案内され、荷物を整理していると、先生が病室まで来てくれました。
そこで説明されたのが、手術方法の変更です。
もともとは腹腔鏡の予定でしたが、v-NOTES式で手術することになったとのこと。
v-NOTESは、膣から器具を入れて手術を行う方法だそうです。
先生の説明では、まずv-NOTESで手術を始めてみて、1時間くらい行って難しそうなら腹腔鏡手術に切り替えるということでした。
v-NOTESでできればラッキー、という感じです。
正直、入院してから手術方法が変わるとは思っていなかったので驚きましたが、先生の説明を聞いて、その方法でお願いすることにしました。
前日の夜は下剤。そして隣の分娩室が賑やか
手術前日は、特にすることもなく病室で過ごしていました。
17時になると、液体の下剤を飲みます。
夕食を食べた後、寝る前には錠剤の下剤も。
あとは手術を待つだけです。
ところが、夕方から隣の分娩室がかなりにぎやかになってきました。
妊婦さんの声が聞こえてくるのです。
そして、夜中の2時頃、今度は私のお腹が痛くなってきました。
下剤が効いてきて、何度もトイレに行くことに。
ちょうどその頃、次の妊婦さんが分娩室に入ってきました。
私は何度もトイレに行き、隣では出産が進み・・・
結局、朝5時半ころに赤ちゃんが生まれたようです。
この日は、あまり眠れないまま朝を迎えることになりました。
手術当日。9時から手術開始
翌朝は9時から手術の予定。
手術室に向かい、いよいよ手術です。
思ったほど緊張感もなく、手術室へ向かいました。
あとは先生におまかせして、私は眠るだけです。
術後、起こされましたが、まだ意識が朦朧としたまま病室まで戻りました。
病室に戻ったのは12時頃でした。
戻ってきた直後には、特に痛みもありませんでした。
ところが、20分くらい経ったころから、お腹の中が痛くなってきました。
ナースコールをすると、点滴から痛み止めをいれてくれ、その後は痛みが治まりました。
病室に戻って4時間は、1時間おきに血圧や体温などを測りに、看護師さんが来てくれました。
15時ごろに体温が37.4度まで上がりましたが、それ以外は退院まで発熱することもありませんでした。
手術から4時間後には水分を取ってよいことになり、看護師さんがお水を届けてくれました。
ちなみに、この日も夕方から夜にかけて、隣の分娩室で出産がありました。
尿管が入っている関係で、寝返りがなかなか打てず、この日は腰痛に苦しめられました。
翌日には歩行練習、食事も再開
翌朝、少し頭痛があったので、看護師さんに伝えると、頭痛薬をもらえました。
この日は、トイレまで歩いていく練習もありました。
問題なく歩けたので、尿管も外してもらえました。
その後、先生が病室に来られました。
「卵巣を取り出す際、癒着していた関係で病巣が破裂してしまった。もし悪性だった場合、抗がん剤治療が必要になる」と告げられました。
卵巣の病気の場合、術前は画像から予想することしかできないので、術後の病理検査で良性か悪性かが確定します。
術前から、破裂する可能性は聞いていましたが、やはり実際、抗がん剤治療の可能性があると聞くとショックでした。
この日のお昼から食事が始まりました。最初から常食で、少し驚きました。
産婦人科病棟が満床だった関係で、午後には別の病棟に移ることになりました。
移動先は新しい棟だったので、すべてがきれいでした。
お茶を飲んだり、面会できるラウンジがあり、病室にいるよりも快適でした。
ここからは、とにかく暇!
手術前は、入院中に何をしてすごそうか、でも痛みで寝てる時間が長いかな、と考えていました。
とりあえず本を1冊持っていき、あとはスマホで何とかなるかな、と思っていました。
ところが、いざ入院してみると、とにかく暇。
新しい棟のラウンジが居心地よかったので、そこに入り浸り、お茶を飲んだりスマホをみたりして過ごしました。
持って行った本も早々に読み切ってしまい、スマホもだんだん飽きてきます。
翌日になると、さらに暇。
ほぼ一日中ラウンジでスマホを眺めて過ごしていました。
術後の体調が悪くて動けない、ということもなかったので、余計に時間を持て余してしまった感じです。ありがたいことでしたが。
v-NOTESのおかげ?術後の痛みがほとんどなかった
今回、一番驚いたのは術後の痛みがほとんどなかったことです。
v-NOTESで手術できたからなのか、個人差もあるかもしれませんが、本当にびっくりするくらい楽でした。
同室の方が同じ日に、腹腔鏡手術で子宮を摘出していましたが、この方はとにかく傷口というより体内に入れたガスの痛みが大変そうでした。
もちろん、手術なので何事もなく終わるとは限りませんし、今回は運よく順調に回復できたのだと思います。
それでも、手術前に想像していた痛みや回復の大変さとは、かなり違っていました。
入院から5日で退院
こうして、入院から5日で退院。
手術を決めるまではかなり悩みましたし、術後のことも心配していました。
でも終わってみれば、痛みもほとんどなく、入院中は暇を持て余すほど。
もちろん、すべての人が同じように楽に回復するわけではないと思います。
今回はv-NOTESで手術できたこともあり、私の場合は想像以上に負担の少ない入院生活でした。
手術を決めるまでは迷いましたが、無事に終わって本当によかったです。
術後診察にて
退院から2週間後に、術後の診察がありました。この日は病理検査の結果を聞く日でもありました。
入室早々、先生が「結果からいうと、問題なかったです」と言われ、本当にほっとしました。
今後はジェノゲストの服用を続けていくことになりました。
子宮頸がん検診の勧め
私は人間ドックを2年に1回ほど受けてきましたが、オプションの子宮頸がん検診は一度も受けないままでした(最後に受けたのが、娘の妊娠時なので15年前です)。
人間ドックの頸がん検診の場合、エコーもすることが多いので、子宮頸がんだけでなく、卵巣や子宮も診てもらうことができます(※細胞を採るだけの場合は、卵巣や子宮の状態はわかりません)。
実際、そこで卵巣の異常が見つかることもあるそうです。
今までそのような知識もなく、頚がん検診をしてこなかったことを後悔しました。そして、今回、たまたま別件でCTを撮って見つかりましたが、CTを撮らなかったらどうなっていただろう?と思うと、少し怖くなりました。
卵巣は「沈黙の臓器」とも言われています。子宮頸がん検診は、頸がん以外の異常が見つかる場合もあるので、人間ドックの際、オプションにつけることをお勧めしたいです。


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