中学3年生の夏休み。
受験の天王山ともいわれる大事な時期に、私たちは大きな決断をしました。
それは、これまでお世話になってきた集団塾をやめること。
塾をやめる__たった一行で済む話のように聞こえますが、実際はそう簡単ではありません。
このタイミングでの退塾は、親はもちろんのこと、本人にも不安がないわけではありません。
それでも私たちは、「このままでは悔いが残るかもしれない」と判断し、方向転換を決めました。
中1から中3前半までの塾と成績の変化
これまでの塾の変更や、成績の変化などについてはこちらの記事で詳しく振り返っています。
今回は、その続きとして「集団塾をやめて、個別3教科に切り替えた理由」をお話します。
集団塾から個別指導塾に切り替えた理由
上記リンク記事(3年前半の詳細)でもお話ししたように、以前から集団塾の効果について、疑問に感じることがありました。
大きな理由として、
・数学の進度が公立より速い(=塾で予習ができない)
・理科の教科書が公立と違う(教科書の出版社により、分野を習う順序が違う)
ということがあります。
数学については、個別指導塾を追加したことで成績が上昇しました。
理科については、分野の順序のズレが3年生ではじめて発生。結果、久々に前期中間テストで平均に届かない事態に。
さらに細かい理由としては、
・人数が多すぎる(定員が30名で、3年夏休みに満席)
・公立とのテスト期間のズレ(塾の授業を受けず自習する期間が長期になりがち)
・塾の終了時間が遅い(本人と親の負担)
・ここ1年ほど、体調不良での欠席がやや増加
といった点もあり、思い切って個別指導に切り替えることにしました。
では、なぜ3教科に絞り、その教科を選んだのか__その理由をお話しします。
なぜ3教科?科目選びの基準
なぜ3教科なのか。まず大きな理由として、金銭面があります。月謝が個別1教科≒集団5教科、です。今まで集団+個別1教科(数学)でやってきたことを考えると、個別は2教科、出せても3教科までです。
私も娘も、「数学と理科は絶対に外せない」、これは共通認識としてありました。とにかく理科が苦手なので、それを追加しないことはありえないです。
社会は自力で何とかする__
娘自身、国語に苦手意識があるようで、国語を追加したがっていましたが、個別指導塾の面談で「国語は自力で何とかしてください」ということでした(笑)。正直言うと、今までの集団塾も、国語の問題集(宿題)はありますが、授業はほとんどやってなかったです。国語はやや苦手意識がありつつも、定期テストで平均を割ることはほとんどなかったので、自力でなんとかしよう、ということになりました。
そして、英語です。英語は過去記事にも書いた通り、学研のkimini英会話をはじめてから成績が上昇。娘としては、「英語は自力で何とかできる」という考えでしたが、塾の回答としては「英語はやったほうがいい」とのこと。娘も「今の成績は、もしかしたら集団塾の成果もあったのかも・・・?」という思いや不安もあり、英語もつけることにしました。
英語は定期テスト対策として、9~12月+冬期講習のみ、と割り切って、月謝のオーバーも許容範囲ととらえました。
こうして「数学・英語・理科」の3教科に決定。
苦手は底上げ、得意はキープで、受験まで駆け抜けたいと思います。
今回の記事でも登場した学研のkimini英会話、本当にオススメです。

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