娘が私立中を選んだ理由ーその背景にあったこと

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こんにちは、nagiです。

この地域では、私立中学に進む子はごくわずか。高校も含めて、公立進学が主流です。

なら、なぜ私たちが私立中を選んだのか。
その背景にあったことや、当時の迷いや思いについて書いてみたいと思います。

小5で起きた学級崩壊。娘の心と体に変化が

娘が小5のとき、クラスが学級崩壊しました。ちなみに、田舎の少人数の学校でクラス替えもないため、それが原因ではありません。新卒で赴任したばかりの先生が担任となり、子供達がいうことを聞かず、授業どころではない状況になってしまったのです。

6月の末頃から、娘は腹痛を訴えるように。しかし、当初はその理由に私も娘自身も気づいておらず、病院に何度も通うことに。食も細くなり、体力も落ちていきました。

ようやく原因がわかったのは、夏休みに入る直前。娘は転校を希望しましたが、学校との話し合いで一旦は保留に。

その後、学級の状況説明や保護者同士の話し合いのために、臨時の学級懇談会も数回行われたものの、クラスの状況は改善されませんでした。最終的に、娘の転校希望が揺るがなかったこと、そして私自身、その学校に嫌気がさしてきたこともあり、6年生から隣町の小学校に転校することに決めました。

私立中という選択肢

そんな状況の中、5年生の夏休み明け頃から、「私立中」という選択肢が少しずつ頭をよぎるようになりました。秋には2校を見学。公立と比べキレイな校舎、かわいい制服・・・ 「行きたくないわけがないよね(笑)」というのが、見学を終えた時の率直な感想でした。

「転校して受験までするのは、負担が大きすぎるのでは?」と心配した私は、

・小学校卒業までは今の学校に通いながら中学受験

・転校して、受験はせずその地域の公立中へ進学

この二つの案を提案しました。

しかし、娘が選んだのは「転校し、なおかつ中学受験する」という道でした。

結果的にその選択は正解でした。転校先の小学校が娘にあっていて、「受験勉強に耐えられる体」に少しずつ戻っていったからです。
本来なら受験を検討し始めた段階で通塾したかったのですが、しばしば腹痛があり、それどころではありませんでした(当時通っていた英語塾も、何度も休んでは振替対応をお願いしていました)。

入塾と転校、新たな環境に。

それでも小5の3月から塾に通い始め、小6の4月に転校。塾や新しい学校に慣れるまで腹痛を訴えることもありましたが、夏休み前には新たな環境にも慣れたようで、食欲も戻り、元気になりました。

通学距離や負担も考慮し、受験校は最終的には一校に絞りました。そもそも受験勉強のスタートが遅く、選択肢も限られていました。また、「転校先の校区の中学でも問題ない」と夏頃には思えたので、「たとえ落ちても大丈夫」と親子で思えるようになっていました。

以前も書いた通り、娘の中学は「よほどのことがなければ落ちない」学校です。やや遠い、中学受験対応の塾に通いましたが、今考えるとそこまでは必要なかったかもしれません。
それでも、入学前に同じ学校に進学する友達が数人できたこと、また、「自分だけ受験勉強」という孤独感を感じずに済んだのはメリットでした。

私立中を選べた背景と、家庭の事情

ちなみに、我が家は決して金銭的に余裕があるわけではありません。
それでも私立中に通わせることができているのは、前回触れたとおり、息子に重度の障害があることが背景にあります。

息子はこれまで習い事も塾も通うことはなく(できず)、大学にも進学しません。また、いくつかの制度の助けもあり、育児にかかる費用は実質1人分+α程度です。

もし息子が健常だったら・・・
たとえ息子が公立中に通っていたとしても、娘を私立中に通わせるのは難しかったと思います。

学級崩壊をきっかけに、私立中を選んだ娘。
当時は悩みや不安も多かったけれど、今元気に通学している姿を見ると、あのときの決断は間違っていなかったと思えます。

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娘の学習机はイトーキのカモミールです。とてもかわいくて気に入っているのですが、唯一の難点が椅子が固いこと(低反発クッションを座面に敷いて座っています)。

ただ、机、椅子、ライトの三点セットだとお安いです。

机のみならこちら(ライト別売)。

椅子はこういうもののほうがいいのかな・・

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