こんにちは、nagiです。
前回まで中1から中3夏休み前までの成績推移の詳細について書いてきました。
今回はその中で少し触れた、中2から取り入れた”ある勉強法”について詳しくご紹介します。
勉強管理を再開した理由
中学受験時は親が勉強を管理していましたが、中学入学後はノータッチでした。私自身が中学時代、すべて自分でやっていて、親が勉強を手伝ったことが一度もなかったからです(私と同世代の方は大半がそうではないでしょうか)
娘が中2に進級し夏休み前頃、たまたま読んだブログで紹介されていた勉強法に目が留まりました。その理由は、使われている教材が、集団塾の先生との面談時に勧められて、すでに家にあったものだったので、追加費用なしで始められる点が魅力的だったからです。また、「塾の先生が勧めているものと同じものを使っている」ことで、信頼性が増した、ということもあります。
早速娘に提案したところ、”NO”でした。親がかなり関わるため、「間違えた時に私に怒られるのが嫌」という理由でした。
しかし、夏休み後の前期期末テストの結果が振るわなかったことをきっかけに、娘も渋々同意し、この勉強法を導入することになりました(試行錯誤を経て、我が家にあう方法にアレンジして今に至ります)。
実践している「3回解く」勉強法
準備するのは、教科書準拠の問題集を各教科2冊ずつ。
・「教科書ワーク(文理)」
・「教科書ぴったりトレーニング(新興出版社)」
この2冊は市販で手に入れやすいです。
やり方は次の通りです。
①各ページ3枚ずつコピーする
今、学校で習っている分野~少し先まで3枚ずつコピーします(私は自宅にA4のコピー用紙しかないため、B5の教材はすべてA4になるよう、拡大コピーをしています)。
②1回目:学校の授業後にすぐ解く
学校で習ったら、1回目のプリントを解きます。
答え合わせは親が行い、間違っている問題の直しをさせます。そして間違っている問題には、問題集(原本)の問題番号に〇をつけ、そのページの上部に日付を記入。
③2回目:2週間以上期間をあけて再挑戦
1回目から2週間以上あけて、同じ問題をもう一度解きます。
この時、1回目に合っていたものも併せて、再度すべての問題を解きます。1回目と同様、親が〇付けした後、直しをし、問題集にやった日付と間違った問題の番号に「〇印」と日付を追加。
④3回目:テスト2週間前に「間違えた問題だけ」解く
問題集に「〇印」がついた問題だけ、蛍光ペンなどで印をつけ、それだけを3回目のプリントで解きます。
⑤仕上げ:☆マークで弱点チェック
この3回目で再び間違えた問題は、「☆印」などでマーク(※記号は◯以外なら何でもOK)
テスト1週間前くらいに「☆印の問題だけ」再度解き、さらに間違えた問題を数日前に再チェックします。
実は、完璧にできたことは一度もありません
しかし、こう書いておきながら、この方法を完璧にできたことは、実は一度もありません。
部活や2か所通塾をしていることもあり、計画通りに進められないことのほうが多かったです。
ただ、それでもこの方法を取り入れてからは、順位が大きく下がることはなくなりました。
娘は私立中に通っているので、学校のテストはやや難しめです。それでも、それなりに安定した成績を保てている実感はあります。
公立中にも有効?
娘は集団塾で公立中の過去問も解くので大体わかっていますが、この2冊をしっかり3回繰り返すだけでも、公立中の定期テストなら高得点を狙えると思います。
実際、娘の通う私立中でも、「この内容を完璧にしておけば、高得点を取れるのでは」と感じでいます。
最近の我が家のスタイル
現在、我が家では「教科書準拠の問題集2冊」を次のような構成にしています。
・1冊目:塾の教科書準拠テキスト(クオリティ高)
・2冊目:教科書ガイドorぴったりトレーニング
これは、塾で扱う教材は非常に良質で、なおかつ金銭的な理由もあり、「市販の2冊にこだわらなくてもいい」と判断したからです。
注意点
①塾で使用している教材を使う場合
塾の宿題で出る前に、問題集コピーしておく必要があります。娘の塾では直接問題集に答えを書き込むため、早めにコピーしないと、答えが書き込まれてしまいます(ノートに答えを書く塾なら問題ありません)。
②学校で使用しているワークを使うのは?
学校のワークをこの勉強法に使うのはおススメしません。子供が学校に持って行く為、コピー、丸つけの時間が制約されること、また親がコピーや〇付けをしたがために、自宅にワークを忘れて学校に行ってしまう可能性あるからです(忘れ物のせいで、成績に差し支えたら本末転倒です)。
以上、我が家で取り入れている「3回解く勉強法」の紹介でした。
もちろん、どの家庭にも当てはまる方法ではありませんし、親のかかわり方の是非もあると思います。でも、やってみてよかったと今では思っています。
娘が使っている教材で、「これはよかった!」と思うものや、個人で手に入れられるものについては、今後別の記事でご紹介したいと思っています。塾専用のテキストでも、個人で購入できる場合があるので、調べてまとめる予定です。
娘が使っている教材の一例です。
教科書ワーク(学年、出版社をご確認ください)
教科書ぴったりトレーニング(出版社をご確認ください)
コメント