私立中から高校受験、”確約”の壁とその正体

未分類

「推薦、受けられません。」

そう学校から言われたのは、中3になってからのことでした。

正直、驚きと戸惑いでいっぱいに。

なぜなら、うちの学校では“県内私立高校は推薦NG、単願NG”という、他の中学校ではあまり聞かないルールがあるのです(※他県私立は可)

「だったら、学校説明会(中学受験前)で言っておくべきじゃないの?」
というのが正直な本音でした。
※ただ、娘含む公立志望者には、私立の推薦や単願については正直、あまり関係はありません。

私立中なのに中高一貫じゃない。そのとき“壁”になるもの

うちの子が通うのは、私立の中高併設校。
ただし、中高一貫ではなく、中学卒業後の進路は自由というスタイルです。

とはいえ、学校側はどうやら内部進学を推したいように見える。
だから外部受験に関する制限(私立の推薦NG、単願NG)を設けているのだと思います。

ただ、内部進学先の高校は、率直に言ってあまり評判が良いわけでもなく、進学する子もごく一部。

それでも外部受験しづらくするルールがある。それって誰のためなんだろう?と考えずにはいられません。

推薦も単願も取れない=確約が命になる

うちの地域では、私立高校の入試日がほとんど同一日程で組まれています。
つまり、基本的に受験できるのは1校のみ。

しかも、確約(=事前の合格保証のようなもの)がなければ、ほぼ100%落ちるとも言われています。

塾の先生からは、

「確約がない場合は、基本的に通らないと思ってください」

と、はっきり言われました。

だから、子どもたちの多くが「確約をもらえる1校」に絞って出願します。
挑戦すらできない――そんな制度なのです。

“確約”の条件もまた、不公平に思える

この確約をもらうには、「内申」または「模試の点数」が必要条件になります。

問題はここから。

実は、子どもたちが受ける模試の種類は、中学校によってバラバラ

娘が学校で受けている模試は、正直そこまで難しくないと感じます。
一方、公立中がどんな模試を受けているのかは不明。
市ごとに統一されているかも分からず、県全体での統一模試は存在していません

他県では、全員が「同じ模試」を受ける制度がある地域もあると聞きます。
そういう県では、内申評価も“平等に近い形”で行われているそうです。

「うちの県にもそういう仕組みがあれば・・・」
と思わずにはいられません。

内申で高校の選択肢が変わる、という現実

確約の基準となる「内申点」もまた、一律の評価とは言えません。

同じテストを別の学校で実施すれば、平均点は大きく変わる。
娘の学校の定期テストを公立でやったら、おそらく平均は1教科あたり15点以上下がると思います。

それでも「絶対評価」のはずの内申は、実質的に“校内での相対評価”になっているように感じます。

トップの子には5がつく。
でも、そのすぐ下の4や3の子たちは正当な評価なのだろうか?もう一段階高くてもいいのでは?
何度もそんなことを感じてきました。

学年格差すら影響してくる

娘の学校は、学年によって学力に大きな差があります
うちの娘の学年は正直、あまり成績が良くないほうだと先生方からも言われています。
さらに下の学年(今の2年生)はもっと悪いそう。
でも、今の1年生はレベルが高いらしい。

つまり、同じ学校でも、学年によって内申の“取りやすさ”が変わってしまうということ。

これはもう、努力の問題ではなく、構造の問題なのだと思います。

それでも、制度は変わらない

娘の学校から隣県の難関私立に進学した子の中には、内申18(5教科)で合格したケースもありました
※隣県私立は複数校受験できるため、”確約制度”はありません。当日一発勝負です。この学校は5教科に関しては”オール5”くらいの学力がないと合格はほぼ不可能です。いかに娘の学校の内申と公立のそれが乖離しているか、わかっていただけると思います。

彼の実力はもちろん高かったのですが、娘にはそこまでの実力はない。

確約がなければ、受けられる高校すら選べない――

子どもたちの努力が、評価の“構造”によって正当に報われない。

それが内申のつけ方や受験制度に対して、私がずっと感じている違和感の正体かもしれません。

🎀ここからはおすすめアイテム紹介🎀

娘は部屋が狭いので、こちらのロフトベッドを使っています。娘購入時より、かわいい色が増えてる~😅 ロフトベッドの中では、比較的高さ低めです。

↑のベッドにピッタリサイズのマットレスはこちら。

こちらもよさそう📣 ベッドの高さが選べて、見た目もかわいい❤️

コメント

タイトルとURLをコピーしました